救命救急センターの班活動報告
救命救急センター副師長の本田です。
今回は、当院救命救急センターで行われている班活動についてご紹介します。
救命救急センターの班活動とは?
当センターでは、救急・集中治療部門看護師としての看護専門性を高めるため、質を高めたい看護分野ごとに構成された班に所属して活動を行います。
各班が看護実践の質向上を図り、年間目標・計画を立案し、業務改善や病棟全体への学習会、知識・技術確認テストの実践、学会報告や看護研究等の取り組みを行っています。
毎年、1年間の締めくくりとして3月に班活動報告会を行っています。
各班が色画用紙を自由に使い、研究発表形式でも手書きでも写真や絵をいっぱいにしても、なんでも有りのポスターを年度末に制作し発表します。1年間の班メンバーの活動、病棟の皆が頑張った看護実践のピックアップ、実施したテストやアンケートの結果・分析、班として目指したい当センターの理想像や目標等、発表の内容は自由です。
これらのポスターや班活動経過報告を掲示し、部署内の情報共有や院内の他職種へ向けた発信を行っています。
そのポスターがこちらです。
各班がメンバーの持ち味を活かした個性的で素敵なポスターたちでした。忙しい中にもかかわらず、看護実践もポスター作りも一生懸命取り組んでくれたスタッフたちの努力の結果であり、全て当センターの宝物です。
こちらは、班活動報告会の様子です。
ベテランから若手まで皆が協力して今年度の成果発表を行ってくれました。和気あいあいとした楽しい雰囲気で、当センターの頑張りや前向きな課題を共有できた有意義な発表会となりました。
さて、今年度の班編成は以下の6班に統合されました。
循環器班 | 感染対策・呼吸ケア班 | せん妄睡眠・家族看護班 |
外傷・脳神経班 | 鎮静鎮痛・リハビリ班 | 栄養管理班 |
現在、各班がクリティカルケア認定看護師の指導の下、今年度の活動目標・計画をあわただしく立てています。今年度は、シミュレーション形式の学習会や看護研究に取り組もうとしている班もあるようです。
当院への就職や転職を検討している看護師さんがこの記事を読み、当センターの取り組みにワクワクしたり関心を持っていただいて、配属を希望してもらえたら嬉しいです。ぜひお気軽に見学にいらしてください。