東北救急医学会に参加してきました!

救命センターブログ

救命救急センター助産師の大島です。
6月22日(土)に秋田県で開催された東北救急医学会に参加させていただきました。

今回、当センターからは「魚沼基幹病院の救命救急センターに入室した家族へのかかわり」について報告しました。
大切な人の生命が危機的状況にありながら、ご家族は治療方針などの説明を受け、様々な選択を余儀なくされます。このような状況にあるご家族は、1つ1つの選択をしていく中で、時に過酷な状況へ追い込まれてしまう可能性もあります。
そこで当センターは、ご家族の精神的な負担を軽減するケアの一つとして、「ICUダイアリー」という日記をつけています。主に看護師が日常のことを記載し、面会時にご家族にお読みいただき、追記していただくことで、ご家族との情報共有や要望の理解に繋がり、お互いの良好なコミュニケーションづくりにも効果的となっています。今年度からは、当センターへ数日間の在室が見込まれる患者さんにもICUダイアリーを記載しています。
発表後にはいくつか質問をいただき、改めてとても興味深い発表だったのではないかと感じました。また、学会に参加して、他病院で行われている取り組みなどについても知ることができ、「もっと知りたい、学んでいきたい!」と、モチベーションアップにも繋がりました。

最後に…
入職してから3年目で初めて、且つ大先輩と3人での学会参加ということもあり、大変緊張していましたが、秋田の美味しいご飯を囲んで会話が弾み、とても実りある2日間となりました!
やはり、同じ食卓を囲むと親睦も深まりますね!
今後も多職種で良好なコミュニケーションを図り、患者さんとご家族が安心できるようなケアを行っていきたいと思います。

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