グルメマラソンの救護活動について

救命センターブログ

こんにちは。救命救急センターの看護師、秋山です。

先日、盛大に行われました第9回南魚沼グルメマラソンの救護活動について紹介したいと思います。

南魚沼グルメマラソンは今年で9回目を迎える南魚沼の恵まれた自然のなかでマラソンを楽しみながら地域の食材味覚を参加者に味わっていただく「走って食べて南魚沼を楽しもう」というスポーツイベントです。今年も全国より5000人を超える方がエントリーされ、出場されていました。

しかし、なかにはしっかりとした準備をせずに急に体を動かして怪我をしたり、無理をして体調が悪くなったりする人もいます。安全にスポーツを楽しむには、もしもの時の救護班のバックアップが欠かせません。今年度は魚沼基幹病院から研修医3名、看護師2名が担当させていただきました。大会を熟知されている経験豊富な長岡吉田病院の救護班スタッフとミーティングを行い、準備万端です。

レースも終盤になると続々と救護必要者の選手が訪れます。足がつったり、捻挫や、擦り傷、靴ずれ、体力を使い果たし気分が悪くなった途中リタイアの方などの応急処置にあたりました。情報の少ない中での判断と、限りのある物品で対処を行う工夫が必要です。

今年は気候も涼しかったおかげか重度の症状の方は来られませんでした。

救護本部からの救急搬送者はなく、無事に競技が終了しました。

レース終了後は魚沼産コシヒカリの食べ放題、グルメ村で南魚沼の食材を味わったり、レースプロデューサーの福田六花先生や松任谷正隆さんのトークショー・ライブを楽しんだり、レース後のお楽しみも魅力です。みなさんも来年はぜひ参加をしてみてはいかかでしょうか?

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