見せましょう、私たちの力を
救命救急センター医師の山口征吾です。
この救命救急センターがオープンして5年が過ぎようとしています。
開院当初は、まさに素人軍団でした。
ところがどうでしょう。
今では、すっかり立派な救命救急センターです。
この春も、数名のスタッフが巣立っていきました。
送別会も開いてあげられず、残念でした。
多くのスタッフが情熱を注いで、作り上げた救命救急センターです。
こころのある、情熱のある救命救急センターです。
今まさに、新型コロナウィルスの脅威がすぐそこまで、やってきています。
私たちの救命救急センターは、その渦の中に巻き込まれていくかもしれません。
その時こそ、見せましょう、私たちの力を、私たちの情熱を、不屈の魂を。
私たちには、その自信があります。
ただし・・・
感染者が急増した場合には、簡単に医療崩壊を起こしてしまうでしょう。
新型コロナウィルス感染症で多くのひとが死亡する。
通常なら助かる病気でも、手が足りず、亡くなってしまう。
そんなことは容易に想像がつきます。
市民のみなさんには3つの密 密閉・密集・密接を避ける、不要不急の外出を避けることを是非ともお願いいたします。