集中治療室の陰圧室化工事完了!

救命センターブログ

救命救急センター医師の山口征吾です。

 

国の補助金で救命救急センター3階の集中治療室に陰圧室1床が完成しました。

 

そもそも陰圧室というのをご存じでしょうか。

 

周囲よりも圧が低いため、室内の空気は室外に漏れなくなっている特殊な部屋です。

患者さんのまき散らすウィルスや菌が室外に飛び散るリスクが減少します。

 

魚沼基幹病院の救命救急センターにはこれが今までありませんでした。

新型コロナの流行にともない、国から補助金がおりて、この度ようやく完成しました。

 

工事期間中の約10日間は陰圧室になるベッド1床と他の2床も使用できなくなり、大変ご迷惑をおかけしました。

 

この陰圧室には新型コロナをはじめ、結核や水痘(水ぼうそう)の重症な方がはいる予定です。

もっともここにはいる新型コロナ患者さんがいなければそれに越したことはありません。

 

完成後には陰圧室にするスイッチと圧メーターが備わっただけで、見た目はあまり変化がありません。しかしこれでかなりパワーアップできました。

 

工事中の写真と追加されたメーターです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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