第一例目の冠動脈バイパス手術
救命センター山口です。
内山院長のブログでも紹介されましたが、先日魚沼基幹病院で初の冠動脈バイパス手術が行われました。
その手術は、ほぼ予定されていた時間に終わりました。
手術室の隣にある救命センター3階は大きな手術後の患者さんも受け入れています。
一般的には集中治療室やICUとも呼ばれますが、
当院ではACU(Advanced Care Unit)というニックネームで呼んでいます。
患者さんはACUにベッドで移動し、そのまま集中管理がされました。
状態が安定して、一般病棟に移れるようになるまでの間、私たちの責任は大きいです。
さかのぼること数か月前。
救命スタッフはこの日のために幾度となく勉強会やシミュレーション訓練を行い、
準備してきました。
中心となって活動してくれた認定看護師Kさん、
非番にも関わらず勉強会にあるいは手術日当日に集まってくれたスタッフ、
お疲れさまでした。
今後続く長い歴史のなかで、記憶に残る日であったと思います。
幸いなことにこの患者さんも経過良好です。
このように伸び盛りのスタッフと仕事ができて、本当によかったと思っています。