11月25日 魚沼基幹病院DMAT報告会 現在DMAT隊員30名

病院長ブログ

DMATは、大規模災害や事故などの現場に急行する災害派遣医療チームです。

現在、魚沼基幹病院DMAT隊員は30名(医師5名、看護師18名、業務調整員7名)。

院内の理解や関心を深め、より強固な協力態勢を築くねらいで、活動状況報告会を開催しました。

 

看護師の嶋田美智子さんは、6月18日夜10時22分に起きた山形県沖地震への出動について報告。

地震発生30分足らずでDMATメンバーが自主召集し、0時過ぎにはハイエースと魚沼消防から寄贈された救急車の2台で出動と、極めて迅速な対応でした。

 

脳外科・米岡有一郎先生は、首都直下型地震が起こったという想定による政府総合防災訓練(9月)について報告。

魚沼基幹病院チームは埼玉県に集結し、防災関係機関相互の協力を円滑に進める実働訓練を行ないました。

 

検査科技師の今井瑠美さんは、東北ブロック参集訓練(11月)について報告。

近隣病院DMATとの合同チーム結成や二次派遣隊(避難所スクリーニング等)の必要性を説明しました。

 

被災地では、精神科チームの需要もあり、今年度、魚沼基幹病院から4名が研修に参加します。

魚沼基幹病院は、地域の医療は無論のこと、さまざまな方面で、困っている人たちの力になりたいと願っています。

 

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