1月23日 最新型動態追跡放射線治療システム 世界初、魚沼基幹病院に1年前導入
最新型動態追跡放射線治療システム「SyncTraX FX4」
1年前、魚沼基幹病院に世界で初めて導入された最新鋭の放射線治療装置です。
放射線治療科・川口医師がこの装置で患者さんを治療し、
すぐれた機能について報告しました。
肝臓がんや肺がんは放射線治療も選択肢のひとつです。
ただ、やっかいなことに肝臓や肺は息をするたびに動くため
放射線は「がん」以外の正常な部位にもあたってしまいます。
動態追跡システムは、呼吸で動く「がん」の位置をエックス線で観察しながら
照射するため「がん」に最も確実に放射線を当てることができます。
とてもよい治療成績が出ていますが、この装置による治療法は
今後もさらに進化するようです。
明るい光に包み込まれた気持ちがします。