10月30日 長岡高校理数科メディカルコース38名が病院見学に来ました
長岡高等学校理数科メディカルコースの2年生38名の生徒さんが、10月30日(金)午後病院見学に来られました。あいにくの小雨模様でしたが、大勢の皆さんが、バスで長岡から魚沼に来ていただきました。
高校のホームページによれば、長岡高校理数科は2年生からメディカルコースとサイエンスコースに分かれるようで、「メディカルコースでは医師会と連携し、医療従事者に必要な倫理・感性を養うとともに、高い学力を身につける」とされています。
今年はコロナ禍のため、学外の医療機関の見学は初めてということで、皆さんとても楽しみにして来ていただいたようです。
最初に、講堂・多目的ホールで私から、歓迎の挨拶と新潟県の医師不足の現状や魚沼医療圏における当院の役割等をお話しさせていただきました。
雨が小降りになった中で、全員で屋上のヘリポートに上がり、魚沼地域の地形や病院周辺の施設の説明を受け、集合写真を撮影しました。
その後、3班に分かれて、院内の放射線科、検査科、薬剤部、手術室・ACU、リハビリ等を見学していただき、各部署の責任者から、それぞれ説明していただきました。
休憩を挟んで講堂・多目的ホールに集合し、長岡高校の先輩である高田副病院長(地域医療教育センター長)が魚沼基幹病院開院までの経緯や、医学部入学後・卒業後の医学生・研修医・医師としての生活、医師を目指す高校生の心得などをお話し、あらかじめ生徒さんからいただいた質問に答えました。
38名という大勢の生徒さんの来院でしたが、今回の病院見学がメディカルコースを選択し医師になろうというモチベーションの一助になり、医師不足の新潟県で活躍してくれることを期待します。