5月10日 病院説明会を開催しました

病院長ブログ

この度、令和2年度と3年度の2年間、コロナ禍で開催できなかった病院説明会を、講堂・多目的ホールでの会場参加とWEBでの参加のハイブリッド方式により、3年ぶりに開催しました。

 

会の最初に、魚沼地域の医療に長年携わってこられ、医療再編をまさに体験してこられた魚沼市立小出病院長の布施克也先生に、「魚沼医療再編のいままでとこれから –魚沼基幹病院に期待すること– 」と題してご講演いただきました。

 

先生のご講演では、まず先生が感じてこられた医療再編に対する三圏域(北魚沼、南魚沼、十日町中魚沼)の受け止めの違いについてお話しされ、医療の変化への住民の理解の重要性を説明されました。つぎに、2021年に自主的勉強会として開催されてきた「魚沼地域医療フォーラム2025」における議論をもとに、当院への要望と期待をお話しいただきました。

 

 

その後、私の方から、「魚沼基幹病院のこれまで、そしてこれから」と題して、当院の開院以来のあゆみと、「魚沼基幹病院 中期経営計画(2021-2024)」として昨年度策定した、開院10年目の当院のあるべき姿「将来ビジョン」と、当院が目指す4つの「取組の方向性」について説明させていただきました。(詳細については、当院のホームページをご覧いただければと思います)

 

講演終了後、会場にご参加いただいた方々と、貴重な意見交換をすることもできました。

 

今後も適宜このような会を開催し、当院をご理解いただきご意見をもらいながら、高度医療、救急医療、教育・研修機能といった当院の果たすべき役割をさらに発展させ、住み慣れた地域で安心して暮らし続けられる仕組み「地域包括ケアシステム」を構築できるよう、当院としてなすべきことを進めていきたいと思います。

 

今後ともよろしくお願いします。

 

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