5月31日 医療安全研修会 「患者さん誤認防止」 みそラーメンを頼んだのにしょうゆラーメンがきた
本年度第1回医療安全研修会は、患者さんのとり間違いをどうすれば防げるか。
身近な例えでは、混んでいるラーメン屋さんでみそラーメンを頼んだのにしょうゆラーメンがきた・・・。
原因は?改善策は?
私ならどちらも美味しそうでそのまま食べますが、患者さんのとり間違いはそうはいきません。
患者さんのとり間違いによる医療事故が2010年1月から今月まで全国で173件も起きているそうです。
魚沼基幹病院では、外来患者さんはフルネームでお呼びし、フルネームで応えてもらっています。
入院患者さんはフルネームでやり取りするほか、番号を確認し、さらに手首につけてもらうバンドや点滴容器などに印刷してあるバーコードを電子カルテに直結した専用機器で読み取り何重にもチェックしています。
しかし、医療は「複雑系システム」
予想もしない状況が発生することも。
「危険を予測し状況に応じて行動する」ことが一人ひとりに求められていることを再認識した研修会でした。
第1回医療安全研修会は196名の参加がありました。