6月2日 看護師の特定行為研修入講式を開催しました
厚生労働省が指定する「看護師の特定行為研修」の入講式を開催しました。
「特定行為研修って何?」
特定行為研修制度とは、看護師が医師の判断を待たずに、事前の指示(手順書)により行う一定の診療の補助(特定行為)を標準化することにより、チーム医療を支えていく専門性の高い看護職員を養成することを目的としています。
当院は、新潟大学医歯学総合病院魚沼地域医療教育センターを併設し、医学生の臨床実習や卒後臨床研修、専門研修を通して、医師の育成を使命としていますが、将来ビジョンの一つとして、さらに「地域医療・高度医療を担う医療人の育成に向けた、教育・研修機能を強化する」を掲げ、看護師の特定行為研修ができる環境を目指して準備を進めてきました。
この度、厚生労働省から「看護師の特定行為研修にかかる研修機関」の指定を受け、特定行為区分「栄養に係るカテーテル管理(中心静脈カテーテル管理)関連」、「動脈血液ガス分析関連」、「精神及び神経症状に係る薬剤投与関連」の3つの区分と、「在宅・慢性期領域パッケージ」で募集を行い、7名の方から応募いただきました。
看護師としての職務を行いながらの研修であり、いろいろと負担も多いと思いますが、当院特定行為研修一期生としてすばらしい成果をあげられ、専門性の高い看護職員として活躍されることを期待しています。