7月12日 昭和29年 新潟でわが国初の腎生検 荒川正昭先生講演
腎生検60周年記念講演会が開催され、
当財団理事長・荒川正昭先生が
「わが国における腎生検の歴史」
について講演されました。
わが国で最初の腎生検は、昭和29年7月5日、
新潟大学医学部第二内科学教室(木下康民教授)。
ちょうど60年たちました。
最初の腎生検以降、歴史は新潟大学でつながります。
わが国初の小児の腎生検は、その2年後、小児科(小林收教授)で。
さらにその年、最初の腎移植が泌尿器科(楠隆光教授)で行われています。
その後、腎研究所も設立され、この60年余、
新潟大学は常にわが国腎臓病学の中心として、今日に至っています。