卒2研修 集大成

看護部ブログ

新人教育担当霜垣です。

 

今月、卒2研修の集大成として、ケースレポート発表会を行ないました。

2日間で総勢26名が参加しました。

目的は、

「看護過程を踏まえた個別ケアができる」

「メンバーシップを理解し、カンファレンスに参加でき的確に意見交換ができる」

「医療チームとの情報交換ができる」です。

 

7月に第1回目の研修が行われ、専任教育コーディネーターの酒井先生より講義をいただき、その後受け持ち患者の看護を展開しメンバーシップを発揮しながら個別性のある看護を行い、ケースレポートにまとめるといった研修の流れになります。

 

発表当日は「3時まで眠れませんでした」等の声が聞かれ、緊張していた様子でしたが、さすが2年目ともなると皆さんが堂々とした態度で、自分が経験した看護を通し感じたことや考えをしっかりと述べていました。

 

当院の教育理念は、「自ら学ぶ」「互いに学ぶ」を基本にHeart(こころ)Head(知識)Hand(技術)の3つの「H」能力を発揮し、向上できる看護職員を育成します」です。

 

この理念に示された通り、温かい看護が感じられた内容が多くありました。

 

正直、「卒後2年目でこんなことまで気づけるのか」と驚きと感動と成長してくれたことへの喜びと、支えてくれたスタッフへの感謝の気持ちでいっぱいになりました。看護部長は「皆さんの愛を感じました」と感想をお話ししてくださいました。

 

約半年の研修期間でしたが、長く感じた人・短く感じた人がいると思います。それぞれ素晴らしい経験と思い出ができたことでしょう。当院の新人教育は卒後2年目までです。この経験を通しさらなる成長を期待します。

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