緩和ケアチームの活動紹介
続いてバトンを引き継ぎました、緩和ケア認定看護師の石田です。
私は緩和ケア室に所属し、緩和ケアチーム・緩和ケア外来を担当しています。緩和ケアチームは、医師、看護師、薬剤師、臨床心理士、MSW、栄養士をメンバーとした回診チームに、放射線技師、臨床検査技師、理学療法士を加えた、多職種により構成されています。
緩和ケアチームは毎週火曜日にカンファレンスを行っており、緩和ケアチームへ介入依頼のあった患者さんの苦痛緩和の方針について話し合っています。現在はコロナの影響で、緩和ケアチームでの病棟ラウンドは行っていません。そのため、私が患者さんのところへ訪問して話を伺ったり、病棟スタッフから話を聞くことにしています。その情報をカンファレンスに持ち帰り、患者さんとその家族にとってより良いケアについてチームで話し合っています。
患者さんからお話を伺う際は、全人的苦痛の視点を持ちながらお話を伺うよう心掛けています。心と身体は大きく影響し合うので、身体の苦痛だけでなく、心のつらさや患者さんの社会的背景なども含め、対象理解に努めます。それらの情報をもとに、多職種で連携し、患者さんのより良いケアにつながるよう心掛けています。今後は病棟スタッフとの連携も充実していきたいと考えています。
まだまだ未熟ですが、気になること・困ったことがあればお気軽に声をかけていただきたいと思います。よろしくお願いします。