~急性・重症患者看護専門看護師~ クリティカルケアラウンドの様子
こんにちは、急性・重症患者看護専門看護師の入田です。私は救命救急センターに所属しています。
今回は、クリティカルケアラウンドについてお話します。
クリティカルケアラウンドは昨年10月から開始しました。
毎月第2・4火曜日の月2回行い、これまで59名のラウンドを行いました。
ラウンドメンバーは、私とクリティカルケア認定看護師の大竹さん(救命救急センター所属)の2人です。
対象患者さんは、緊急手術後に救命救急センターへ入室された患者さんと、長期入室(だいたい5日以上)後に退室され、病棟に移られた患者さんです。
ラウンド時は、退室後の身体や精神状態の確認、救命救急センター入室中の辛かったことなどのお話を伺っています。また、病棟スタッフに対しては、ケアでの困りごとや心配事などの相談対応等も行っています。
ラウンドしていると、病気・ケガからの回復を喜ばれている患者さんも多くおられ、その様子を救命救急センターのスタッフにフィードバックし、みんなで患者さんの回復を喜んでいます。
患者さんのなかには、救命救急センター退室後も続く長期療養や、思うようにリハビリが進まない等で気持ちが落ち込んでいる方もいます。このような患者さんには、これまでの苦悩や辛さを労うとともに患者さんの想いを傾聴し、私たちが見てきた患者さんの頑張りを言葉で伝えることで、少しでも現状に対して気持ちが前向きになれるよう心がけています。
これからも引き続き2人でがんばります!