5月の新人看護師研修
新人教育担当の樋口です。5月の新人看護師研修の様子をお伝えします。
5月8日は、「静脈注射」「輸液ポンプ・シリンジポンプ」研修です。
仕事をはじめて約1か月経ちました。集合研修は1か月ぶりで新人さん達は緊張しているかな?と思っていたのですが、表情も良く元気ハツラツで、ひと安心しました。
最初に臨床工学技士・感染管理認定看護師・テルモ株式会社の方からの講義を受けた後、実技演習を行いました。
実際の器材を使用することで、臨床をより実感出来たのではないでしょうか?
5月15日は「BLS(一時救命処置)研修」です。
もしも患者さんが急変したらどうしよう・・・新人看護師ならだれでも感じるところだと思います。その時、迅速な対応が行えるようBLS(一次救命処置)の研修を行いました。講師はうれしいことに当院救命センター長の山口征吾医師です。その後、BLSインストラクター4名が実技指導をしてくれました。バックバルブマスクの組み立てから換気方法・胸骨圧迫・AEDの取り扱いを学びました。新人さん達は、真剣な表情で汗を流しながら、腕の疲れも感じずに取り組んでいました。満足度の高い研修だったようです。
5月24日は「夜勤導入シミュレーション」です。
各部署での看護技術に関する経験も増え、いよいよ夜勤開始の時期となりました。
学生の時には経験することのない夜間の勤務は新人さん達の不安要素の一つです。
そのため、毎年この時期に、「夜勤導入シミュレーション研修」を行っています。
研修の時間想定は夜中の0時です。実際に夜中の暗さを体験できるよう病室を暗くしての研修です。私も患者さん役で出演しました。
3人から4人のグループで1人ずつシミュレーションを行い、ライトの当て方や観察方法等を話し合い、それぞれの患者さんの状況に応じた巡視方法を自分たちで考え実践していました。
入職して2か月の新人さん達。積極的に意見を出し合う姿を見て、知識・技術はもちろん、チームワークも日に日にレベルアップしているなと嬉しく思いました。
新人の皆さん、
夜勤導入への自信につながったでしょうか?これから各現場で夜勤のシャドーが始まりますね。体調を整え臨んでくださいね。