クリティカルケア認定看護師誕生!

看護部ブログ

救命センター看護師長の今井です。

この度、当院にはじめて、クリティカルケア認定看護師が誕生しました。

大竹勇輝さん、卒後8年目。魚沼基幹病院が開院した時、新人看護師として救命救急センターに配属となりました。それから、9年目を迎えようとしています。彼は、立派に成長し認定課程を終了、クリティカルケア認定看護師の資格を取得しました。

大竹さんは、とても勉強熱心で探求心があり、その努力が実を結んだと思います。

これから、救命センターだけでなく、院内外でも活躍してくれることを期待しています。彼の後姿をみて、救命に憧れ頑張ってくれる後輩が育ってくれることが楽しみです。

 

 

こんにちは、クリティカルケア認定看護師の大竹勇輝です。

クリティカルケア認定看護師とは、2020年度から救急看護分野と集中ケア分野が統合され、特定行為が組み込まれた新たな認定看護師分野です。

 

クリティカルケアとは疾病や外傷、侵襲の大きな手術などで生命の危機に瀕している患者さんに対する看護のことで、重症集中看護、急性期看護、周手術期看護、救急看護、在宅医療、終末期看護までの幅広い看護領域となります。クリティカルケア看護には、各領域で重篤な状態にある患者さんに対して救急外来や集中治療室などの「点」で見るのではなく、一貫した看護を提供していくことが求められていると思います。

私は、目標としていた認定看護師となり、気持ち新たにスタートをきりました。現在、救命救急センターに所属し、救急外来と集中治療室で勤務しています。認定看護師の活動に加え、特定行為で呼吸器の設定変更などを実践しており、医師とのディスカッションを通して、状態に合わせたタイムリーな介入ができるよう日々学んでいます。また、一貫した看護を提供するために病棟ラウンドを新たにはじめ、病棟の重症患者の状態観察や看護ケアなどを不安なく実践できるように病棟の看護師と情報共有しています。今後は、認定活動と特定行為のどちらも院内で横断的に活動することを目指し、病院全体で質の高い看護が提供できるように活動の場を広げていきたいと考えています。

皆さまからのご指導のもと、私自身も成長していきたいと思います。よろしくお願いします。

 

 

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