学会に参加してきました
こんにちは。手術看護認定看護師の関です。
2023年6月24日(土)日本手術看護学会関東甲信越地区学会に参加してきました。新型コロナ感染症の影響を受け、4年ぶりにパシフィコ横浜で会場開催されました。地区学会のため演題数は少なめでしたが、開催場所が関東地方なので会場には行きやすかったです。
今回のテーマは、災害発生時における周術期看護-その時が来る前に今すべきこと-です。災害はいつ起こるかわからないため、日頃の備えが大切になってきます。防災訓練や防災の知識を深めることの大切さを再認識できました。当院の防災訓練のことや、手術室の防災の備えはどうなっていただろうと思い返しながら発表を聞きました。業務の忙しさもあり、時間のない中でどう実践していけるかが課題ですが、防災訓練を定期的に行っている手術室も多く、他施設の良いところを参考にしていきたいです。
ランチョンセミナーは手術用手袋についての講演で、先生のトークがとても楽しかったです。研究結果では、手術で使用した手袋にピンポイントの穴が開いている確率は約10%です。10%を高いとみるか、低いとみるか…手術中、5人が手洗いをしている場合、一人2双使っているため、だれか一人の手袋に穴が開いている計算になります!!患者さんの安全と自分自身を守るためにも2重手袋の大切さを改めて感じました。
会場では、関東甲信越地区の各県毎に認定看護師会の活動報告がポスター掲示されていました。写真は新潟県のものですが、他県のポスターも凝った内容のものが多く、見ていて楽しめました。
認定看護師への質問コーナーのブースでは、認定看護師教育課程の同級生が担当していました。また、看護学生時代や前の職場の友人と久しぶりに会えて会話ができました。
オンラインで受けられる研修や学会が増え、オンライン受講の良さもありますが、対面で発表を聞ける現地開催の良いところを実感しながらの学会参加でした。10月に開催される手術看護学会年次大会は福岡での開催です。ホテルが混みそうという前情報もありますが、出来たら参加したいと思っています。