地域をつなぐ「院内感染対策研修会」を開催しました。
医療安全管理室の目崎です。
先日、令和3年度第1回院内感染対策研修会を開催しました。
テーマは、「新型コロナウイルス研修会第3弾」。
令和2年度に第1弾、第2弾を開催し、今回は第3弾でした。
新型コロナウイルス感染症は無症候性感染者が存在し、無症候性感染者からも感染してしまい、そしてPCR検査には限界があるため、とてもコントロールが難しい感染症です。しかしその一方で、平常時の基本的な感染対策を続けることで、制御することが可能になる感染症でもあります。
感染症は人が動けば同じように動いていきます。そのため、感染対策を地域全体で取り組むことが重要です。地域のために頑張って働いている皆さんと魚沼基幹病院職員とが一緒に感染対策を取り組めるよう、地域(南魚沼、魚沼、十日町)の病院や介護福祉施設を対象に、患者サポートセンターから研修会の案内を出させていただきました。
その結果、なんと71と多くの施設から申し込みがありました。
当日は当院でも会場を分散し、職員300人が参加。他施設もオンラインでつなぎ、450人の方々に参加いただきました(全体で750人の参加)。自施設の患者さん、または利用者さんを守りたいとの皆さんの思いと関心の高さを強く感じることができました。
オンラインではありましたが、地域内が一つにまとまった、そんなことが感じられた研修会となりました。
参加された皆様、ありがとうございました。