骨折リエゾンチームの地域活動を紹介します
魚沼基幹病院 整形外科の井渕慎弥です。
少し前になりますが、骨折リエゾンチームの活動の一環として、7月に小出病院、8月に南魚沼市民病院にお邪魔させていただきました。
小出病院では、「大腿骨近位部骨折患者における二次骨折予防」という演題で、講演させていただきました。2023年のデータによりますと、当院で手術した200名の大腿骨近位部骨折患者さんのうち、27名(14%)が小出病院へリハビリ転院されております。小出病院様との人事交流を通じて、今後のリハビリ転院がスムーズになるよう交流を深めていければと思います。
南魚沼市民病院では、第78回健康寿命延伸推進委員会にお招きいただき、当院骨折リエゾンチーム6名(私、病棟看護師2名、リハビリスタッフ2名、患者サポートセンター1名)で伺いました。南魚沼市役所の福祉保健部の方も参加されており、行政も含めた大変貴重な交流となりました。病院は違えど、同じ南魚沼市ですので、官民一体となり、魚沼地域の方々の健康寿命を延伸できるよう協力していきたいと思います。