フィジカルアセスメント研修(呼吸器編)の報告
今回は、NICU看護師より院内の勉強会について報告です。
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先日、呼吸の観察の仕方や観察からどのような看護が必要か、
導くための勉強会がありました。
講師は、当院の集中ケア認定看護師です。
勤務終わりのスタッフも、休日に参加したスタッフも、
みんな真剣に聞いています。
患者さんに異常な呼吸のサインがあったとき
実際に患者さんがどのような呼吸をしているのか、
その時にどこを見たらわかるのかのポイントを教わりました。
実際にどんな呼吸の時にそのサインが出るのか、
やってみます。
聴診ではどこを聴くのか、どんな音がするのか?
触診ではどこをどのように触れたらいいのか?
講義とともに、実践してみます。
診察といえば聴診器で
胸の音を聞くことをイメージする人が多いと思いますが…
呼吸の状態をよく診察するには、見るポイントはたくさんあります。
・患者さんの症状を具体的に聞く
・どこでどんな呼吸音が聞こえるのか聴診器で聞く
・呼吸に関わる筋肉の動きはどうかよく見て触れてみる
・呼吸の回数や胸の上がり方はどうかをよく見る
呼吸の苦しさの原因は何かを考えて、
どんな看護をしたら楽になるのか、
症状がある中で、どのような過ごし方をしたら日常生活を楽に過ごせるのか
導き出せたら患者さんが楽に過ごせるようになる。
楽そうな姿を見て、私たちもうれしくなる。
そしてそんな看護の面白さがあるから、看護師は頑張れるんだなと思いました。
楽しく学び、患者さんのためになる、勉強会は面白いのです。