UKBリサーチで発表しました!

基幹病院ブログ

皆さんこんにちは、栄養管理科です。

 

2021年度のUKBリサーチ(※)では、15演題の発表のうち、当科からなんと3題!の発表を行いました。今回は、発表者3名の感想をお伝えします。

 

笠原です。

今回、先輩たちに「一緒に頑張ろう!」と後押しされ、初めてUKBリサーチに参加させていただきました。栄養科で発表の練習はしていましたが、実際の発表はとても緊張しました。他の演者の方々の発表がとても勉強になりました。私は「双極Ⅰ型障害のある肥満症患者への栄養指導効果~行動変容に合わせたアプローチ~」の演題を発表しました。この症例の患者さんは栄養指導により2年半で20kg近く体重を減らすことができました。これからも患者さんに寄り添った栄養指導ができるよう勉強していきます。そして来年こそは私も痩せたいです。

 

常山です。

今回私は「食物経口負荷試験と食事指導を繰り返し、除去解除に至った重症食物アレルギーの一例」について発表しました。残念ながら決勝に進むことはできませんでしたが、症例をまとめて発表するという、貴重な経験になりました。また、普段東4病棟で行っている食物経口負荷試験の様子について、院内のみなさんにご紹介することができて嬉しかったです^^食物アレルギーの方もみんなと変わりない食生活が送れるように、今後も患者さん一人ひとりに寄り添った介入ができるよう、日々勉強していきたいと思います。この度は素敵な機会をいただきありがとうございました★

 

本田です。

私は「神経難病患者のQOL維持に向けて ~早期胃瘻造設による経管栄養の併用と食事の工夫~」について発表しました。内容は、神経難病患者さんの疾病の進行に応じて、患者さんやご家族の「食事をしたい」意向に添うため、患者さんのQOL維持・向上を目指し、医師・看護師・薬剤師・リハビリ・MSW・栄養士らが一体となった取り組みの経過をまとめました。

 

 

 

発表の場では、院長先生をはじめ多くの先生方や職員の皆さんに発表を聞いていただき、学会発表以上の緊張感がありました。こうした発表を行うことは、私自身の日常の仕事を振り返り、反省点や今後継続していくべきことをあらためて考える大変良い機会となります。仕事と家庭の両立で忙しい日々の中、さらに発表をまとめることは正直本当に大変でした。しかし、栄養科の仲間と共に声を掛け合いながら最後まで皆で頑張れ、充実感や達成感がありました。来年以降も必ずや、仲間とチャレンジしていきたいと思います。最後になりましたが、今回ご指導をいただきました小澤先生、寺島先生をはじめ、東6階病棟の皆さま、UKBリサーチ開催のご担当者など全ての方々に御礼申し上げます。

 

※UKBリサーチとは、「発信しよう!部署での取り組み」をテーマに、院内研究・実践発表会を行う企画です。今年で5回目の実施となります。

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