地域医療連携を進めるための取り組みの一つが、当院と地域医療機関との機能分担です。当院は地域がん診療連携拠点病院の一つでもありますが、そうした高度専門医療を担いつつ、各専門分野の医療体制を整え、急性期医療に対応しています。また魚沼圏域で不足している泌尿器科や耳鼻咽喉科、整形外科等、さらにNICU(新生児集中治療室)を備えた地域周産期母子医療センターを持ち、産科、小児科を担うのも当院の役割の一つです。
高度専門医療や急性期医療が必要な患者を断らず、常に受け入れられるようにするためには、患者の病状に合わせた入院調整が必要です。具体的には、急性期医療は当院が担い、在宅復帰に向けた回復期の患者さんや軽症の患者さんは連携する地域の医療機関が担うなど、地域の医療機関と病状に応じた分担を行って入院調整を進めています。
令和4年度に引き続き、ブログ(病院長、救命救急センター、看護部、広報担当)による魚沼基幹病院の情報発信に注力します。また、ホームページでの市民公開講座の開催継続の他、有料広告事業者の募集を継続していきます。
令和3年度と同様に新型コロナウイルス感染症の感染状況を踏まえ、市民公開講座をWeb開催しました。また、令和3年度新たに発行した住民向け広報誌「きかんのみかた」を定期的に発行し、積極的な情報発信に努めます。