ごあいさつ
栄養管理科副科長
本田 恵理
(ほんだ えり)
現在では、医師や看護師をはじめとする多職種の医療スタッフが連携しながら一人の患者さんの治療にあたるチーム医療が重要とされています。
当栄養管理科では、栄養サポートチームなどのチーム医療に参加しているほか、各診療科のカンファレンスに参加したり、病棟に出向き直接患者さんの声を聞きながら、より適切な食事の提供を心掛けています。“食事が治療の一環”となり、“チームの一員として、医療の一翼”を担えるように、給食業務受託会社の社員と共に、栄養管理科一丸となって、業務に取り組んでいます。
患者さんにとって、栄養状態を良好に保つことは、体力維持、回復の促進、合併症予防に大きな役割を果たしますので、「食事を召し上がっていただくことがなにより大切」と考えています。どんなに栄養的に優れた献立でも、患者さんに食べていただけなければ、何の意味もありません。
入院中の患者さんに少しでも楽しんでいただけるように、“(南)魚沼産コシヒカリ”を使用して、地産地消を心掛けています。また、朝・昼食には2種類の献立を準備して、患者さんの選択式としたり、お正月やひな祭りなどには、年20回以上の「行事食」等の提供もしています。