からだにやさしい
治療センター
Minimally Invasive Surgery/Treatment

病気の治療には様々なものがありますが、治療を受ける患者さんの体にも少なからず負担がかかることは事実です。特に、これまでの多くの手術では、病気の部分（病変部）の治療のために、病変部に到達するための皮膚や筋肉の切開、病変部の周囲の組織への影響など、患者さんの体への負担は必ずしも少なくありませんでした。治療によるこのような体への負担を、医学的に侵襲性と呼んでいます。侵襲性のある治療は、当然のことながら患者さんにとって、治療後の回復や社会復帰等に影響を与えます。

こういった侵襲性をできるだけ小さく抑えながら、かつ必要な効果が十分に得られる治療を、低侵襲治療と言います。当院では、開院当初から各診療科で、各領域の専門医による低侵襲治療を進めてきました。今回、各診療科で行ってきた低侵襲治療をさらに推進するために、診療科横断的な組織として「からだにやさしい治療センター」を開設しました。

当センターでは、外科系診療科による低侵襲手術のみならず、内科系診療科による内視鏡治療やカテーテル治療、放射線治療など、多数の診療科による低侵襲治療を提供します。

詳細については、各診療科、各臓器別の、病気や治療の項目をご参照いただければと思います。また、ご不明の点は、遠慮なくお問い合わせください。