脳と脊髄は、脳脊髄液に浸されており、脳脊髄液は循環しています。
循環を妨げる物理的病態がありますと、非交通性水頭症となります。
内視鏡を用いて、第三脳室底に開窓し、停滞した脳脊髄液の循環を改善させます。
脳脊髄液循環の原因となっている、脳室内血腫や腫瘍を摘出する場合もあります。
内視鏡のみならず、シリンダーサージャリー(細径筒経由での手術)として、顕微鏡と組み合わせ、より効果的に、脳脊髄液循環の原因を解決する場合もあります。