胸腔鏡下縦隔腫瘍手術

胸を開かない胸腔鏡による切除

以前は心臓の手術のように胸骨を縦に切断して胸を大きく開く開胸手術が主流でしたが、近年は胸腔鏡を用いて内視鏡下に行われることが多くなっています。当科でも胸腔鏡で行うことがほとんどです。片方の胸の横の傷(1つが0.5~1cm)3か所から5mm径の胸腔鏡と器具を挿入して腫瘍を切除します。腫瘍が大きい場合や疾患によっては両側の胸に傷ができます。腫瘍を取り出すために1つの傷が少し大きくなることもあります。入院期間は数日~1週間程度です。

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