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FEATURE 研修の特徴

ここが違う!
この地域だからこそ積める経験がある!

同級生と差がつく2年間

「教育経験豊富な指導医陣と圧倒的な臨床経験」

  • 24時間365日、全科拘束・専門医が支える救急診療・研修
  • 急性心筋梗塞からスキー・スノボ外傷まで幅広い症例経験
  • 総合診療科と内科各サブスペシャリティを28週間連続研修
  • 多くの症例を経験できる整形外科研修と院内に閉鎖病棟を持つ精神科研修
  • 同一医療圏での地域医療研修

推奨ローテーション

(例)

1年目

単位:週
4 8 12 16 20 24 28 32 36 40 44 48 52

総合診療(4週)

消化器(4週)

循環器(4週)

呼吸器(4週)

腎膠原病(4週)

内分泌・代謝(4週)

脳神経(4週)

外科(8週)

小児科(4週)

産婦人科(4週)

精神科(4週)

整形外科(4週)

2年目

単位:週
4 8 12 16 20 24 28 32 36 40 44 48 52

総合診療(4週)

麻酔(4週)

救急(4週)

地域医療(8週)

選択(32週)

1) 1年目内科28週

(例)総合診療(総合内科)4週+内科24週(消化器、循環器、呼吸器、腎膠原病、内分泌・代謝、脳神経 各4週)

2)選択32週

研修医の希望に応じて、32週の選択期間を設けます。内科系、外科系、病理診断科などのサブスペシャルティ科を選択し研修します。

多くの疾患や患者を経験したい場合は、複数の内科サブスペシャルティを組み合わせて研修することも可能です。例えば、内分泌・代謝内科と脳神経内科などを同時に研修することもできます。

研修医の1日 - 朝から当直まで -

  • 1救急
    カンファレンス
  • 2外来診療
  • 3病棟回診
  • 4手術
  • 5救急診療/日当直
  • 6臨床病理
    カンファレンス

1救急カンファレンス

毎朝救急カンファレンスが行われます。前日に救急外来を受診し入院した患者さんの病状や治療方針について、救急科、総合診療科の医師が集まって情報を共有します。超急性期を経た後に必要と考えられるチーム医療についても、ここで意見が交わされます。

2外来診療

外来診療研修では、総合診療科(総合内科)や小児科、外科において、指導医の下で実際の診療を経験し、入院診療との違いを理解しながら研修を行います。

3病棟回診

ローテーションごとに、内科サブスペシャリティや各診療科の病棟回診に参加します。回診をすることで、電子カルテだけではわからない患者さんの表情や、生の声を捕まえることができます。特に、寝たきり患者や人工呼吸管理患者の治療方針を決めるのに病棟回診はかかせません。

4手術

外科系診療科の研修では、研修医も診療チームの一員として手術に臨みます。研修期間における実績に応じて、基本的な処置から順次、手術手技に関する具体的な経験を積むことができます。

手術

5救急診療/日当直

研修医の1年目では、原則として内科、外科、産婦人科、小児科、精神科と整形外科等を回ります。そして、こうしたベースをもとに、2年目では救急科をローテーションします。

もちろん、その間にも日当直で救急診療を経験します。そして、内科系・外科系当直医さらには救急科指導医の指導を受けながら診療に当たります。臨床研修では、病棟や外来と並び、救急診療や当直は重要なトレーニングアイテムになっています。

ここでどれだけの診療経験と学習を重ねたか、それが研修の成否を決めると言っても過言ではありません。

救急診療/当直

6臨床病理カンファレンス

魚沼基幹病院では、不幸にして亡くなられた患者さんについて、必要に応じて病理解剖をお願いしています。そして、その臨床経過と病理所見について整理を行い、診療を振り返り学ばせていただく「臨床病理カンファレンス」は、年2回実施しています。

学会・研究会発表

内科であれば内科信越地方会、それ以外の診療科では各専門科地方会などで、主に症例報告を行います。一つの症例を深く学ぶことにより、その疾患を完全にものにできたことが実感できます。

各種研修会・検討会

各診療科の医師やメディカルスタッフを講師として、院内で研修医向けのセミナー(「ICLS研修」、「腹部超音波検査研修」、「心エコーによる“POCUS”研修」、「中心静脈カテーテル挿入ハンズオンセミナー」、「感染対策研修」など)を定期的に開催しています。

また、当院では魚沼圏域の医療機関から紹介のあった症例について、紹介元や地域の先生方を交えた症例検討会を定期的に開催しており、研修医も参加し診療のディスカッションを行います。

病院紹介

圏域の医療機関と連携し、
日常医療から救急医療・高度医療まで、
地域完結型医療を目指します。

魚沼基幹病院は新潟県魚沼圏域の地域医療再編に伴い、2015年6月に開院した病院です。

魚沼圏域の中核病院として、地域救命救急センター及び地域周産期母子医療センターの指定を受けており、年間約3,000台の救急搬送を受け入れています。

開院当初から各領域の専門医による低侵襲治療を進めており、外科系診療科による低侵襲手術のみならず、内科系診療科による内視鏡治療やカテーテル治療、放射線治療など、多数の診療科による低侵襲治療を提供しています。

2021年3月、地域がん診療連携拠点病院に指定されました。がん治療体制を更に充実し、魚沼圏域のがん医療の中心的な役割を果たしていきます。

稼働病床数:405床(令和6年4月現在)

項目 R元年度 R2年度 R3年度 R4年度 R5年度
概要
外来総患者数 201,597 187,598 195,335 202,350 204,548
 1日平均患者数 839.9 772.0 807.17 832.72 841.8
入院延患者数 101,223 95,523 98,032 106,149 114,221
全科 手術総数 9,531 9,026 9,366 9,933 10,005
 うち手術室 3,739 3,452 3,757 3,991 4,199
救急医療
救急件数 9,213 6,909 7,724 8,139 8,814
 救急車受入患者数 2,638 2,392 2,660 2,818 3,024
 三次救急相当の受入患者数 786 544 678 560 560
 ドクターヘリ受入件数
 (他病院からの紹介)
68 40 41 80 55
産婦人科・周産期医療
分娩件数 613 584 498 527 467
 帝王切開術 101 113 93 121 104
NICU・GCU利用実人数 80 81 62 115 104
 新生児搬送の受入件数 7 9 12 8 4
がん医療
悪性腫瘍の手術件数 398 388 368 438 524
がんに係る化学療法のべ患者数 2,316 2,740 2,721 2,118 3,322
放射線治療のべ患者数 223 199 249 222 263

基幹型臨床研修医採用状況

基幹型臨床研修医
採用人数
R元年度 R2年度 R3年度 R4年度 R5年度 R6年度
  0 1 3 4 5 8

H30年度より臨床研修基幹型指定病院

大学または他院からの臨床研修医受入状況

基幹型臨床研修病院 R元年度 R2年度 R3年度 R4年度 R5年度
新潟大学医歯学総合病院 5 3 1 1 1
県立十日町病院 1 2 2 2 2
長岡中央総合病院 - 1 - - -
県立中央病院 2 - - - 1
県立がんセンター新潟病院 - - - 2 3
合計 8 6 3 5 7