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標準予防策の基本的項目である手指衛生を職員皆で学びました
標準予防策の中で最も重要、かつ基本的な対策である手指衛生についてをテーマに研修会を企画しました。
手指衛生を正しい方法で実施するのも重要なことですが、どのタイミングで実施するのか理解し実践することで、患者さん、職員を医療関連感染から守ることが可能となります。この研修会では、動画を活用しながら、具体的な手指衛生の実施の瞬間について、職員皆で学びました。
研修会の参加者は、その後の視聴研修を含め、職員の85.7%が参加しました。
研修実績一覧
当院主体で実施
年度 | 件数 | 参加者数 | 研修詳細 |
---|---|---|---|
令和6年度 | 4 | 2,024 | ![]() |
令和5年度 | 6 | 1,609 | ![]() |
令和4年度 | 5 | 1,226 | ![]() |
他の医療機関等が実施する研修へ参加
年度 | 件数 | 参加者数 | 研修詳細 |
---|---|---|---|
令和6年度 | 0 | 0 | - |
令和5年度 | 10 | 45 | ![]() |
令和4年度 | 0 | 0 | - |
部門長からのメッセージ
空気、水、土壌、人も含む動物などに存在する病原性をもつ微生物が、人の体内に侵入することで引き起こす疾患を感染症といいます。普段は元気な人が肺炎を起こした場合、市中肺炎と呼んでいます。ところが、それまではなんともなかったのに入院してから肺炎を起こす人がいます。これを、院内肺炎と言っています。感染管理というのは、一言で言えば院内肺炎のような病院内での感染症を防ぎましょう、という取り組みです。
これまで、当院では感染管理と医療安全が一つの部門でした。しかし、COVID-19の流行以降、一層の感染管理対策が必要になったことから、感染管理が独立した部門になりました。感染管理部は医師、看護師、薬剤師、検査技師などを中心に構成されています。院内で患者、家族、および職員に感染症が伝搬、発生しないことを目的に、現場の巡視やコンサルテーションを通じて感染防止における問題点の抽出と改善を行います。また、職員一人一人が確実な感染防止対策を取れるよう、職員教育、注意喚起、啓発などを行います。当院のような地域の病院では、次に入院するのはあなたの家族かもしれません。ご家族を院内感染から守るため、皆様のご協力をお願いします。
感染管理部長 髙田 俊範
お問合せ先
事務部総務課教育研修推進係
Tel.025-777-3200 FAX.025-777-2811